特別シンポジウム「バイオフィリックデザイン・施設園芸研究の最前線」が開催されました
12月2日、早稲田大学西早稲田キャンパスにて特別シンポジウム「バイオフィリックデザイン・施設園芸研究の最前線」が開催されました。
第一講演では、早稲田大学理工学術院総合研究所 次席研究員の菅野颯馬氏より「人間・自然・建築:バイオフィリックデザインの研究」をテーマに、近年の早稲田大学におけるバイオフィリックデザイン研究について講演を行っていただきました。
第二講演では、株式会社日建設計の伊藤浩士氏より「自然と共にある建築・環境設備」をテーマに、建築設備設計者の視点からバイオフィリックデザインの実例について講演を行っていただきました。
第三講演では、農研機構農村工学部門の石井雅久先生より「農研機構が取り組む再エネ地産地消のための農山漁村エネルギーマネジメントシステム(VEMS)および施設園芸の脱炭素化に向けたゼロエネルギーグリーンハウス(ZEG)の研究開発」をテーマに、施設園芸温室の脱炭素化に向けた国内の取り組みについて講演を行っていただきました。
最後の第四講演では、千葉大学大学院園芸学研究院 教授の後藤英司先生より「植物工場研究の最前線(月面農場を含めて)」をテーマに、植物工場や宇宙農業に関する最新の研究成果について講演を行っていただきました。
全ての講演で来場者との活発な質疑応答が行われ、非常に充実したシンポジウムとなりました。