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エネルギーを無駄遣いしない「健康」に配慮したZEHってなに?

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これからもっと寒い日が続きますね。ちなみに皆様はご自身の健康を意識したことがありますか?最近では時代の変化に伴い、健康を意識する人が増えてきていると思いますが、では、住宅が皆様の健康に与える影響について考えたことはあるでしょうか?

 

WHO(世界保健機構)によると、身体的・精神的・社会的に満たされてはじめて「健康」な状態だと言えると定義しています。私たちは日常生活のなかで、住宅で過ごす時間は長いので、住宅を設計するときにも「健康」の考え方を応用し、そこに住まう人の健康を向上させることができます。つまり、病気や怪我をしにくい住宅を設計することはもちろん、生活に対して満足感を向上するような仕掛けを施したり、近隣住民とのアクティビティを促す工夫をすることによって、そこにすまう人をさらに健康にすることができる住宅ができると考えています。この考え方は、今回私たちが提案している住宅にも適用されています。そして、それらの工夫は、どれもエネルギーを無駄に使いことなく実現できるものです!

 

健康に対する工夫をいくつかご紹介いたします。身体的健康に対する工夫としまして、シックハウス症候群の一因ともいわれている化学物質をなるべく放散させないようにするための工夫を行っています。たとえば、建築基準法で規制されているホルムアルデヒドの放散量が最も少ないF☆☆☆☆の建材を使用することはもちろんのこと、VOC(揮発性有機化合物)や準揮発性有機化合物(SVOC)にも研究室のノウハウを活用して対応しています。

また、室内空気質のみならず床暖房を使用することによって、室温の変化を最小にとどめるので、快適に生活することができます。そのほかにも、前回の記事でお話ししましたように、半屋外空間に温室を設けることによって、冬にできなかった外でのアクティビティを行う事を可能とし、体を動かす機会を増やします。

 

精神的健康に対する工夫の例としまして、着せ替え可能な半屋外空間を設けることにより、居住者が自らの好みや気分に合わせて変えることができます。今までは内装以外の場所で手を加えることが難しかったですが、好きな位置に好きな素材を用いて自由に着せ替えできる住宅を提案することによって、生活に対する満足感を向上させる可能性を広げています。

 

最後に、社会的健康を向上させる工夫の例としまして、将来、自分の家の半屋外空間と近隣住宅の半屋外空間がつながる新しいタウンハウスの姿を提案しています。これは、何軒もの住宅の半屋外空間をつなげることにより、地域のイベントが積極的に行われるように見据えた計画となっています。

 

住宅が私たちの健康に影響を与えることはとても多いです。より健康になるためには、自分の体そのものだけではなく、周りの環境にも目を向けてみてください!

 

 

公益社団帯法人 日本WHO協会

http://www.japan-who.or.jp/commodity/kenko.html