近年の住宅の高気密・高断熱化に伴い、1990年代後半よりシックハウス問題が顕在化し、経済産業省による建材からのホルムアルデヒド発散量規定、厚生労働省による室内濃度の指針値の公表、国土交通省による建築基準法の改正など、様々な対策が行われてきました。建築基準法改正やシックハウス対策のため、室内空気中の化学物質の濃度測定および建材からの汚染化学物質の放散量測定について規格化が進められ、これまでにJISとして23規格が制定されています。規格の作成にあたっては、国際的な動向も視野に入れながらISO/TC146(大気の質)/SC6(室内空気質)で提案・制定されているISO規格を基に国内の施策、研究動向を反映してJIS化が進められてきました。
規格制定時の参考にした国際規格は、定期的な見直しにより規格改正が行われています。さらにJISをもとに日本から提案した規格が採択されてISO化されるなど、ISOとJISを取り巻く状況が変化してきています。これらの状況から、室内空気関係JISの一括した規格の改正を行う必要があり、平成24年度までに作成したJIS改正原案(23件)を基に、用語等の統一に向けた検討を行い、改正原案の作成を行いました。
本セミナーでは、作成した室内空気関係JIS改正についての解説とともに関連ISOの動向について、国内の関係者に向けて広く紹介するため、改正検討委員会の学識者の先生方からご紹介いただきます。
http://www.jtccm.or.jp/biz/chosa/upcoming_events/jis2014seminar

 

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