2016年8月17日(水)に香港大学を訪れ、Yuguo Li教授、感染制御グループと室内環境における感染症研究に関するワークショップを行いました。

ユーゴ・リー先生から開会の挨拶をいただいた後、早稲田大学田辺研究室から尾方壮行、飯嶋美希、橋本果歩が感染経路別の咳飛沫への曝露量、病室における環境表面汚染の測定および清掃方法の改善、研究室における接触行動履歴と微生物汚染の時空間分布に関する発表を行い、続いて香港大学Dr. Jianjian Wei、Shenglan Xiao、Han Yu、Hao Leiから咳による呼吸器飛沫の伝播、香港におけるSARSアウトブレイク時の感染経路、水中における表面上バイオエアロゾルの付着、脱着作用、接触感染を防止する清掃方法調査の研究発表がありました。
各研究発表に対して、主に実験方法や研究手法などの詳細について質疑応答が行われ、異なる視点での意見交換が行われた。Yuguo Li教授より田辺研究室で行われている研究について、実測調査のサンプル数や環境表面の他に接触感染に影響を与える因子などについてご指摘を頂き、Yuguo Li研究室においてもシミュレーション解析などを行う際の貴重なデータとなるとても興味深い研究であるとのご意見を頂きました。全体を通して、研究方法および考察方法について議論が白熱し、とても有意義なものとなりました。また、総合討論として、今後の感染症研究や可能な協働の方法について議論が行われました。

ワークショップ終了後は参加者全員で中華料理店にて昼食をとり、研究内容や香港、中国、日本の状況を話題に交流しました。また、昼食後にはユーゴ・リー研究グループの研究室を見学し、実験設備や研究内容について説明を受けました。

この度私たちの訪問を受け入れ、貴重な機会をくださったYuguo Li教授、研究グループのみなさまに深く感謝いたします。今後も意見交換などの交流を継続し、次回ワークショップは東京で行い、お寿司を食べに行く予定です。

 

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